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2026.07.21

ヘナが『美容師泣かせ』と言われ嫌がるのは非効率だから

天然100%ヘナの専門美容室せせらぎ

ヘナをしてる髪が「美容師泣かせ」と言われるのは非効率だからです。

こんにちは。和歌山県橋本市で天然100%ヘナの専門美容室をやっております、吉本です。

昔から、ヘナは美容師泣かせと言われており、今に始まった事ではありません。

 

ヘナが美容師に嫌われてる要因は、決して技術や知識不足ではなく、

サロンの仕事の流れと少し相性が合いにくいことが背景にあります。

 

普通の美容室では、限られた時間の中で、

いかに早くクオリティーの高い仕上がりかを求められています。

 

一般的なカラーやパーマはある程度“予定通り”に進みますが、

ヘナ履歴のある髪はその通りにいかないことがあります。

 

実際に私が関わってきた美容師さんからも、

「時間を多めに置いても、1回でしっかりと染まってくれないのが一番困る・・」という声をよく聞きます。

 

この“1回で染まってくれない”事が、ヘナを美容師泣かせと言われる大きな要因だと思います。

ヘナ髪はカラー剤が入りにくくなるので美容師泣かせ・・


天然ヘナ

結論として、ヘナを重ねた髪に従来のカラー(化学染料)で染めても色が入りにくいです。

 

ヘナの色素は髪にしっかり定着するため、その上からカラーをすると、

思ったより明るくならずに落ち着いた仕上がりになることがあります。

 

ただし、まったく染まらないわけではありません。

多くの場合は「少しイメージと違う色になる」という形で現れます。

 

ヘナの知識がない美容師であれば、

この“少しのズレ”を事前に正確に読むのが難しく、慎重な判断が必要になります。

予測不能な色の反応(ムラや緑色に変色など)で美容師泣かせ・・


結論として、ヘナはお客様の白髪の量や、髪質(太毛・細毛)などによって影響をうけます。

特にインディゴを使う場合、緑っぽさが出ることがあります。

 

実際に体験談ですが、明るくなっていたハイライト部分だけにインディゴを使い、少しトーンダウンする目的で施術。

その後の仕上がりは、少し緑がかって見えてしまうケースがありました。

 

また、同じように染めているつもりでも、髪の部分ごとに色の残り方が違うため、

カラー後にムラとして出てくることもあります。

 

美容師としては均一な仕上がりを目指すため、このバラツキは大きな悩みになります。

パーマがかかりにくい(パーマ液を弾いてしまう)ので美容師泣かせ・・


結論として、ヘナ髪はパーマがかかりにくいです。

ヘナを続けていると、髪のタンパク質がしっかりとトリートメント効果で強化されているので、

パーマ液を弾いてしまいます。。

 

新規のお客様からよくご相談を受けるのですが、

「美容室でしっかり時間を置いたのに、思ったよりパーマがかからなかった・・」という声をよく聞きます。

 

安定した仕上がりを求める従来の美容室では、どうしても美容師さんが慎重にならざるを得ません。

履歴が読めず、思い通りの仕上がりを想定できないので美容師泣かせ・・


結論として、美容師が最も困るのは「これまでの履歴がはっきりわからないこと・・」です。

セルフでヘナをされている場合、「いつ・どのくらい・どんな商品を使ったのか?」が人それぞれ異なります。

 

私が新規のお客様をカウンセリングしていても、

「セルフだから、インディゴが入っているかどうか分からない・・」というケースが少なくありません。

 

私が従来の美容室で勤めていた時に、一緒に働いていた美容師さんからは、

「ヘナをしていると、普通のカラーとは全く性質が違うので、失敗したくない・・」と言っていたのを今でも覚えています。。

 

このように、情報が少ない状態で施術を進めること自体がリスクになるため、

ヘナは美容師が嫌がると言われる理由につながっています。

やってもないのに、想像だけで9割の美容師はヘナを嫌がる・・

天然ヘナ

多くの美容師さんが、ヘナという選択肢を避ける理由は、今までお話ししてきた通りなんですが、

美容教育で学んできた化学的なカラー剤の理論が通用しないことへの不安と、

染まりの遅さや色の選択肢の少なさといった「使い勝手の悪さ」への先入観にあると思います。

 

しかし、ヘナのメリットを深く理解すれば、加齢による髪の悩みを持つお客様に対して、

化学染料では決して到達できないヘアケアを提供できるようになります。

 

私が思うには、ベテランの美容師さんこそヘナに対する悪い固定観念を捨てて、

ぜひ細毛やツヤがないお客様にヘナを提供して頂きたいと思っています。

「ヘナ=おばちゃんの色」という古いイメージが嫌がる・・


美容師さんの多くは、ヘナで染めた後のオレンジ色の仕上がりを見て「デザイン性が低い・・」と判断しがちです。

特に、40代から60代のオシャレを楽しみたい層のお客様に対して、単色のオレンジ色を勧めるのは「気が引ける・・」という気持ちも分かります。

 

しかし、最近の大人世代は、見た目の色味以上に「髪の健康(ハリ・コシ・ツヤ)」や「頭皮の健康」を重視しています。

化学染料で髪と頭皮を痛め、細毛に悩むお客様にとって、ヘナは単なる染料ではなく、最高級のトリートメントとして機能します。

 

ヘナのオレンジは、白髪の量や髪質によって、一人ひとり異なる色のニュアンスを生み出します。

この天然のメッシュ効果を活かしたデザインこそ、ヘナにしかできない効果なんです。

作業効率の低下が嫌がる・・


一般的なアルカリカラーの放置時間は20分から30分ですが、天然ヘナは40分から1時間もの放置時間を要する場合が多いです。

回転率を重視するサロンにとって、この待ち時間は経営上のデメリットと捉えられます。

 

さらに、ヘナ独特の泥のような質感は、塗布やお流しにも慣れが必要です。

こうした「面倒なこと」を避ける傾向が強まった結果、多くの美容師さんが実際に深く学ぶ前に

「ヘナは使いにくい・・」というレッテルを貼ってしまっています。

【実体験】私はヘナで美容師人生を変えました。

私自身も、かつては化学染料のカラー剤の万能さを信じて疑わない美容師の一人でした。

そんな私自身が50代に差し掛かった頃、細毛と頭皮の痒みに悩み始め、その時に「天然100%ヘナ」の存在を知り徹底的に学びました。

 

今では、私自身も天然ヘナをやっております。

そして、お客様に対しては最初、オレンジ色に染まった髪を見て

「本当にこれで満足していただけるのだろうか・・?」と不安もありました。

 

しかし、3ヶ月、半年とヘナを続けていくうちに、お客様の髪にハリ・コシが出始め髪がどんどん元気になっていくわけです。

何より驚いたのは、お客様から「ヘナを始めてから、本当に髪質が変わった」と言葉を頂けた時、

私の美容師としての価値観は180度変わりました。

 

流行りのヘアデザインを売ることも大事ですが、お客様の髪と健康を生涯にわたって守ることこそが、

ベテラン美容師に求められる本質的な役割だと確信した瞬間でした。

まとめ

「やってもないのに、想像だけで嫌う・・」のは、本当にもったいないです。。
多くの美容師さんが、「ヘナは面倒だ・・」「色が選べない・・」と背を向けている今だからこそ、
ヘナの本質を知るチャンスなんです。

 

化学染料を否定するつもりはありません。

しかし、化学染料では「髪が痛む・・」「頭皮に悪影響を与える・・」と言った、無視できない根本原因があります。

 

ヘナという、天然の自然の恵みが、それらの悪影響から根本的に解決できるツールだったら・・

ヘナ=美容師が嫌がる」という先入観を脱ぎ捨て、まずは目の前の大切なお客様のために、

ヘナの世界へ一歩踏み出してみませんか?

 

そこには、数字や効率だけでは語れない、美容師本来の生き方が待っています。